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1.雨葬
い足跡思えば遠くにきたのかもしれない軋む
籐椅子
に座る痛んだ夢と二人遣らずの雨音この後悔も感傷も情動も全てどう弔えばいい片生いの光と等価の悲哀この歌もちゃちな群青だこの声が変わろうとも少年の声がまだ頭に鳴っていた
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40.夏の影
さに目がくらむ会話とぎれた夜にはこわれた
籐椅子
にもたれてながめてた水に浮かんだ三日月最後の氷が溶けてゆくのを二人黙って見ていたグラスに残るあの夏ペンキのはげた壁も茂ったツタがおおい今は何も映さないけれどもこの胸
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4.花火酒
切りましょか写真の人に聞いてみる〜走る雲
籐椅子
の上雨近し〜あぁ…髪切り虫の鳴き声に答えて暫し夢見酒畳の舞台扇子持ちちょっと気取ってひと踊り〜夏来ても被る人なしパナマ帽〜あぁ
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10.今年の薔薇
おまえが霧の水遣(や)る庭先に俺は縁側の
籐椅子
で過ぎてしまう季節をどうもできなくて爪を齧(かじ)る命の限り知って初めて沁みるものがあるよまた鳴くツグミ空の青後(あと)に遺(のこ)す女の傷(いた)ましさ護(まも)
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1.今年の薔薇
おまえが霧の水遣(や)る庭先に俺は縁側の
籐椅子
で過ぎてしまう季節をどうもできなくて爪を齧(かじ)る命の限り知って初めて沁みるものがあるよまた鳴くツグミ空の青後(あと)に遺(のこ)す女の傷(いた)ましさ護(まも)
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2.Sol y Sombra~ソルイソンブラ~
った熱い涙歓声と酒で送るよ光と影が今白い
籐椅子
に揺れながら真昼の眠りにおちてゆくのはるかな異国の夢へ Sol y Sombra Mujer y Hombr
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2.サマー・タイム・キラー
り焼けたプールサイドカラカラと小麦色した
籐椅子
並べ波しぶきをあげてひと泳ぎ息を切らせベンチに寝ころぶ異常なほどの喉の渇きを覚えるだろうそんな時空に燃える太陽のようなマンダリンオレンジをしぼって潤せばいいさだけど
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8.水無月の夜
井上陽水螢狩りからもどった君は足も洗わず
籐椅子
に川むこうにはたくさんいたとゆかたのすそをぬらして水無月の夜送り火の前夏帯解いてゆかたを着がえたけの長さを気にして君の作った砂糖水にはかげろうゆれて動いた水無月の夜
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23.エトランゼ
ていたように熱帯の鳥が騒ぐ夜の吐息の中で
籐椅子
にもたれていたたった2時間前に愛し合ったひとスーツ・ケースとともにリムジンへ消えてく C'est la Vie l'amour罪なのは君の視線だけだよ記憶へと刻まれ
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18.サンセット・ラブソング
詞安藤芳彦作曲杉山清貴ベランダの隅の古い
籐椅子
で夕陽の街を眺めている君の笑顔が金色に染まる言葉なんていらないそしてかすかな風が時を忘れさせる Be with me綺麗だとつぶやいた時 Be with you不思